プロの気配り

プロの気配り

行ってきました!
ぶるぶる寒い日に。

2泊3日で北海道を横断!

さっぽろ雪まつり、層雲峡氷瀑祭り、
網走で流氷を見に行く弾丸ツアー。

バス移動でトイレ休憩以外は
座りっぱなし。
ほとんど70代以上のかた
44名での移動は
楽しいことも多いけれど
みなさんストレスを感じることも
多々あったようです。

そんなツアー客への
運転手さん、ガイドさん、
添乗員さんの対応が

キラッ🌟と 光ってました🌟

○-9℃の層雲峡氷瀑祭りの会場で
集合写真を撮るときのこと。

みんな凍えそうになりながら
カメラの前で並んでいるのに、
携帯で写真を撮りつつ
急いだ様子もなくゆっくりやってくる人に
苛立つ客。
「みんな待ってるんだから早く来て!」
と大声を出す人もいて
険悪な雰囲気に。

と、突如、
「こっちみて~♪」

ガイドさんがみんなの前で
ひょうきんに
ぴょんぴょん飛び跳ねたり
踊りだし、
くすくす笑いがもれて
空気は一転なごやかに。

そのあいだに
全員そろって
笑顔で写真が撮れました♫

 

 

○網走で、
朝8時にバスに乗り込むと
昨日もおとといも
あったかだったバスが
今朝はひんやり。

「バスが寒い!」という客に
「お客さん。今朝はまた格別の寒さですよね~
運転手が朝6時から
エンジンをかけて温めてたんですが
この寒さでは、なかなかあったまらないんですよ。
走り出したら温度も上がりますので
ちょっと様子見てくださいね~」
と、ガイドさん。

こういわれると、お客さんも
まっ、しょうがないな。
って、なるよね。

○帰りの空港に向かう途中。

雪で速度規制もあり、
間に合うかな?
って みんなが不安に思ってるところに
すぐ前方で追突事故発生!

ざわざわする車内で
事故の様子を撮るのに夢中になり
お弁当ガラを床にまいてしまった
お客さん。
(あ~あ。なにやってんの?こんなときに)
って 思った人もあっただろう。
またまた不穏な空気が漂った

添乗員さんとガイドさんは
そんな空気もなんのその!

床を片付けつつ、大きな声で
「みなさん!今のうちにお弁当のごみ、
回収しちゃいましょう!」
「北海道はごみの分別、きびしいんですよ~
箸袋も分けるなんてところもありますからね。
はい!お弁当ガラと缶は別にしてくださいねぇ
わたしたちの手間が増えますからね♪」
と、明るく座席をまわって
ごみも、みんなの苛立ちも
スッキリ回収。

そのうち事故処理も始まって
バスも動き出し、
帰りの飛行機には
はぁぁ~ 間に合った。

事故が起こったってわかったとき、
「わぁ!どうしよう?」って
いちばん思ったのは
運転手さん、ガイドさん、
添乗員さんですよね。きっと。

さりげない プロの気配りを
何度も感じた いい旅でした。

素質論を学んだ最終目標は
そんなプロの気配りができるひと。

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